Gelateria SANTA CROCE
「ジェラテリア サンタクローチェ」
ジェラート
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組み合わせの珍しいジェラート屋さん
クリーニング店に併設しているジェラートのお店「サンタクローチェ」。なんだか珍しい組み合わせに、ユニークな気持ちになりますが、自家製のこだわりジェラートがいただける、知る人ぞ知るジェラートのお店なのです。ジェラートケースに並ぶ色とりどりのフレーバーは、思わず口にしたくなる変わった名前が沢山。どんな味か気になる、あまり見ない味の組み合わせもサンタクローチェならでは。現在は18種類のフレーバーがあるジェラート。一押しはティラミスとストロベリークリームチーズだそう。口コミでお客さんが集まるジェラートは、開店当初から変わらぬ味です。
味一本で勝負
サンタクローチェのジェラートは、広報活動はせず味一本にこだわり、地道にお客さんが付くのを待ったそう。「その方が確実で、その結果自分のやっていることが正しいと分かった」と、オーナーの岩井さんは言います。原材料は全て品質の高いものにこだわり、年々良いものへと厳選しているのだとか。定休日もジェラートの仕込みに注ぎ込む姿には、職人気質が垣間見えます。「大変じゃないですか？」という質問に「好きでやっているから」と。来てくれるお客さんには味の信頼で答える、サンタクローチェが愛される一番の理由かもしれません。
ぴったりハマったタイミング
元はクリーニング屋一本だった岩井さん。なぜジェラート屋と二足のわらじを履くようになったのか。元々商業施設でクリーニング屋を構え、飲食店を始めたいと思っていた矢先にジェラート屋の場所が空き、偶然にもタイミングと「ジェラート」がピッタリハマったそう。持ち前の手先の器用さと飲食への強い思いから、独学でジェラート作りを始めたのだとか。きっかけは偶然でもこんなに長く続いているのだから、本当にピッタリだったんですね。ちなみに「サンタクローチェ」の店名の由来は愛犬「サンタ」から、巡り巡って、ジェラートの本場イタリアの「サンタクローチェ聖堂」に行きつき命名されたそう。サンタクローチェのユニークさには様々なエピソードがあるようです。
苦労して行きついた段原
クリーニングとジェラートの店を構え、これから！という時に商業施設が無くなる事になり、退店を余儀なくされた岩井さん。急な話に様々な苦労があったそう。どこに移転するか悩んだとき、現在の場所を綾部不動産に紹介され、段原で店を建てようと一大決心をされたのだとか。そこから9か月の準備期間を経て店を再開。ブランクはあったものの、テナントでは無くなったことで思わぬメリットも。テナント代や人件費がかからなくなった事で、ジェラートによりこだわれるように。原材料や品質に一層向き合えているといいます。「そうじゃないとお客さんは来ないし、リピートにも繋がらない」災い転じて福となす。まさに段原で更なるパワーアップをしたサンタクローチェのジェラートは、格別な味です。
これからも長く愛されるお店へ
サンタクローチェには、通りすがりの方はもちろん、クリーニングに服を持ってきた帰りにジェラートを買って帰る方が多いそう。ジェラートはお子さんや若い方、クリーニングでは年配の方まで、幅広い年代に愛されています。一人でどちらも経営している岩井さんは、「一人では無理かなと思ったが、お客さんもその時の状況に応じて待ってくれたり優しい方が多い。そうやってなんとかできている。これからもこの土地で長くやっていきたい。」と、これからもこのスタイルで頑張っていきたいと言います。段原に行ったらぜひ立ち寄ってもらいたい、そんな名店の一つです。
ジェラテリア サンタクローチェ
ジェラート
ジェラート販売/ジェラートテイクアウト
732-0814
広島市南区段原南1丁目1−11
