TEPPEN
「お好み焼く屋 てっぺん」
お好み焼き
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お好み焼きではなく「お好み焼く屋」
お店の特徴をお聞きすると「食事をしに来るだけではなく、焼く人に会いに来てほしい」と即座に答えが返ってきた、「お好み焼く屋 てっぺん」。「料理もだけど、人とのつながりを一番に大事にしたい」とオーナーの飯尾さんは言います。「ファミレス化したくないんですよね。久しぶり！とお客さんが声をかけあって交流してどんどんつながるような、そんな昔ながらのお店になりたいですね。」と話してくださいました。
地域・地元に定着するお店を
本店は中区国泰寺にある「てっぺん」。飯尾さんは、国泰寺でもお祭りを手伝ったり消防団に入ったり、地域に貢献しながらお店を続けてきました。ここ段原でもそんなお付き合いをしたいと言います。2店舗目を考えたときに、地域密着度が高そうな横川地区と悩んだのだそう。段原に決めた理由を聞くと、「近くに電車がなくて不便だから」と予想外の答えが返ってきました。「だからこそ段原の中で楽しんでほしい」と、地域と関わることへの思いがぶれません。
自分の足で探したこだわりの食材
驚いたのが、店内飲食用と持ち帰り用で、お好み焼きに使う麺を変えていること。店内では生麺を使い、持ち帰り用では時間が経っても硬くならない蒸し麺を使用しているそうです。食材はオーナー自ら、自分の目で確かめながら仕入れているというこだわりも。京都の九条ねぎや、山口の長州どりも安定して入荷するルートを開拓されたそう。メニューは季節ごとに変えて常連客の舌を飽きさせないようにも工夫しています。2022年の夏は梅しそやハラペーニョを使ったメニューを提供したといいます。
編集部が今回いただいたのは「ネバーギブアップ焼き」。納豆とネギ、卵がトッピングされている、一風変わったお好み焼きです。
意外にもソースと納豆の相性が良く、パクパクと食べてしまいました。
笑い声が絶えない店づくり
トマトやチーズ、もちなどを使ったお好み焼きも人気ですが「ぐるぐる巻き」は女性客にも好評なのだそう。ぐるぐる巻きとは豚肉、卵、ねぎ、シソ、そばを巻いたもの。鉄板メニューも充実しているので色々楽しめるのも嬉しいですね。テーブル席にも鉄板がついているので、温かい料理を食べながら会話も弾みます。常連客も初めてのお客さんも、焼く人（スタッフ）もみんなで一緒に楽しめる、笑いの絶えないお店「てっぺん」。人とのつながりが恋しくなったら、ふらりと訪れてみてはどうでしょう。
お好み焼く屋 てっぺん
お好み焼き
鉄板焼き／お酒
土・日 12:00～22:30
732-0811
広島市南区段原２丁目13-13
