LAPALAPA
「厨らぱらぱ」
居酒屋
3
気軽にふらっと寄れる居酒屋
段原大通り沿いにある居酒屋、厨(くりや)らぱらぱ。居酒屋や西洋料理店で修行してきた店主がつくる料理が人気のお店です。夕方になると、段原で働く人や住んでいる人が自然と集まってくる。予約してわざわざ行くようなお店ではなく、ふらっと立ち寄るお客さんが多く、店主の佐伯さんも「気軽に寄ってほしい」と話します。気さくで誰とでも打ち解けられる雰囲気がお客さんを呼び寄せていると言っても過言ではないくらい、明るい人柄が魅力の佐伯さん。14時から昼飲みできる営業時間も嬉しい。
段原にお店を出す予定ではなかった?
段原にお店をオープンして5年をむかえるそうですが、最初は段原ではなく違う場所での出店を考えていたそう。「頼んでいた不動産屋さんが何度言っても全く違う場所の物件を持ってくるんですよ」と佐伯さん。そんな中、最後に紹介されたのが今のお店。「修行時代、仲の良かったお客さんも近くにいたし、もうここでいいや!って」と笑いながら話す。決め手は広い厨房だったそうで「お店をするならキッチンが広めなところが良かった」とのこと。結果的に客層ともマッチして段原にお店を出して正解だったといいます。
食材にこだわったおいしいメニュー
らぱらぱのもうひとつの魅力が、季節の食材を使った様々なメニュー。定期的に新しいメニューを考案されているそうで、料理に対しての熱い熱意が伝わってきます。タイミングが良ければ、故郷の町からジビエが手に入ることも。今の時期のおすすめは「うにのブルスケッタ」。こんがり焼いたバゲットの上にサワークリームとうにがトッピングされています。にんにくのきいたバゲットとうにのクリーミーさが口の中でひろがり思わずうなってしまうおいしさです。
鍋料理も意外におすすめ
女性には「えびとアボカドのサラダ」、お酒を飲む方には「お造り」や「ひな鳥のから揚げ」なども人気。ですが佐伯さんに「おすすめは?」と聞くと意外にも「鍋」という言葉が。「湯豆腐や寄せ鍋、鳥の塩鍋などあるんですが、ほとんど頼まれないですね(笑)」と自虐的に話す。居酒屋へ行くとついつい定番メニューを頼んでしまいがちですが、今度行かれる方はぜひ鍋料理も注文してみては。とは言っても、定番のからあげも揚げたてサクサク、もう一皿頼んでしまいそうになるほどおいしいのでおすすめです。
厨 らぱらぱ
居酒屋
和食/イタリアン/創作料理
〒732-0811
広島県広島市南区段原1丁目8