BREATH
HIROSHIMA
「ブレス ヒロシマ」
コーヒー
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一息つける、こだわりのコーヒー店
2021年7月にオープンしたばかりのコーヒーショップ、BREATH HIROSHIMA。通りに面したガラスの向こうに見える店内は、カウンター超しに見えるシンボリックな焙煎機と、シンプルでセンスの良い空間が広がっています。BREATHという店名は「一息つく」「呼吸を合わせる」毎日の生活のリズムの中で、ひと呼吸ほっとする時間をつくれるようにと名付けられたそう。店内に入った瞬間、コーヒー豆のいい香りにつつまれて、その言葉どおり心がやすらぐ空間となっています。
段原でコーヒー店を始めたわけは
お店から徒歩圏内に住むオーナーの佐藤さん。「そういえば、ふらっと飲んで帰れるコーヒー屋が近所にないと思って、それなら自分でお店を出そうと思ったんです。」と段原でお店を始めた理由を教えてくれました。休みの日に段原を散歩したり、買い物に出かけたりして気づいたことは、このあたりは住宅も多く大きな病院もあったりして生活の場なんだということ。「コーヒーは生活に根差すもの」と考える佐藤さんは、物件は段原に絞って探したといいます。元々地元は東京で、東京の某有名なコーヒー店で働いて知識や技術を学んでいる中、たまたま広島に転勤で来ていたそう。いよいよ独立を考えたときに「広島が好きすぎて、帰りたくない!ってなったんです」と笑う。コロナの影響もあり、「東京で仕事をするより広島でスローに仕事ができる環境のほうが楽しいだろうなと思って」と広島に根を下ろす決断をしたそうです。
生産者の顔がわかるコーヒーを
お店の特徴として、広島ではめずらしいトレーサビリティ(生産者の顔がわかる)なコーヒーを扱っているということ。生産者の名前や土地の特性、場所の雰囲気などがわかるようになっているそう。産地に透明性を持たせることで、フレーバーも特徴あるものを作り出そうとする意欲的な生産者も増え、普通のコーヒーとは一味違うキャラクターのあるコーヒーが多くなっているのだとか。
産地が選べるコーヒー豆の他、スイーツも楽しめる
BREATH HIROSHIMAでは常時9種類の豆を揃えていて、もし迷ったとしてもどんなコーヒーが飲みたいかイメージを伝えるとスタッフに選んでもらえるのも安心。お店の中で飲むときは、店内用マグカップに入れてくつろぐこともできます。
コーヒーと一緒に楽しみめるスイーツは、一緒にお店を営んでいる奥様の手作り。定番のクッキーとビスコッティのほかにアフォガード、平日限定のプリンなどが楽しめます。
日々の暮らしの中で、息をするように自然にコーヒーを楽しむ、地元の人にも、そうでない人にもふらっと立ち寄ってほしいコーヒー店です。
BREATH HIROSHIMA
スペシャリティコーヒー専門店
コーヒー豆/カフェ/テイクアウト
732-0814
広島県広島市南区段原南2丁目2−2